2020年7月例会in椿
- 洋一
- 2020年7月24日
- 読了時間: 5分
先ず初めに。
このたびの新型コロナウィルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
また、罹患された方々およびそのご家族、感染拡大により日常生活に影響を受けられている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。
新型コロナウィルス感染症の1日も早い終息をお祈り申し上げます。
今年1月に開催された月例会から半年あまりの間、
当クラブの催し物につきましても自粛が続いておりましたが、
大阪から他県への移動自粛が解除され、
新規感染者数も落ち着いてきた事もあり、
7月より自粛を解除する事となりました。
(7/24時点では第二波の兆候ありということで、
今後の状況いかんでは再度、クラブの催し物が自粛となるかもしれませんが)
さて、
これからは釣行記です。
7/23(木祝)和歌山県白浜町椿の磯で7月例会を開催いたしました。
前日の天気予報では、
当日は曇りのち雨で11時~12時のお昼時が雨模様で気温も最高29度との事。
この時期の磯(上物釣り)は、
ある意味拷問に近い地獄みたいなものですが、
これなら何とか磯の上で耐えれるだろうと考えておりました。
が、予報とはうってかわり、、
朝一のみ曇り空でしたが、
日が昇るにつれ、
カンカン日照りの晴天灼熱地獄と相成りました。
今回参加メンバーは、
桜さん、原ちゃん、わたくしワラやん、そして大阪府連のクラブ仲間の乃一さん。
皆さん、お仕事や諸事情で急に来れなくなり、計4名(全員上物)での開催となりました。
お世話になったのは国道42号線沿いにお店を構える「えびす渡船」さんです。

こちらは底物餌にも定評があり、上物餌も販売されております。
写真は撮れませんでしたが、
船頭さんも見た目とおり優しい感じで、
親切丁寧に磯のポイント案内もしてくれます。
お店で先に渡船代を支払い、
乗船名簿を渡して船着き場へ車で移動します。
船着き場は見草港の奥のほうにあり、
停留所に真水のタンクが置いてありますので、
渡船利用客の車はその前に並べて駐車します。
(見草の地磯(ブリマ)に行かれる方々は堤防裏に並べて駐車されてます)

午前4時50分くらいに港を出港しました。
桜さんと原ちゃんは丸島。

私と乃一さんは長島に分かれて渡礁しました。

丸島の沖にはええ感じで潮目が出来てます。


丸島から南の岸にあるリゾートマンション群です。
長島のほうは潮が効いていないというか、
ゴミが流れてきてゴミだまりになる感じで、
潮が少し入ってきた時にゴミが抜けて釣りが出来るといった感じです。
長島組は、
まあ今日は大潮で潮が動くだろうから、
潮が動くタイミングに合わして休憩しながらゆっくりと釣りをしよう
という感じです。
丸島組は朝一からエンジン全開で、
原ちゃんがポツポツとキープサイズのグレを釣っているみたい。
時折桜さんがタモ持ってタモ入れしたりしてるのを長島から眺めておりました。
長島組ですが、
長島の先端に移りたいが潮位が高く10時以降くらいではないと渡れないので、
乃一さんが地側、私が沖側に少し離れて釣りをします。


私はボイルのパラパラで、乃一さんは配合の釣りで開始しますが、
撒き餌をまくと茶色の軍団が海を茶色にしてくれます。
茶色の正体はアジですね。
サビキの仕掛けを持ってきていたら、
クーラー満タン、腹いっぱいアジの南蛮漬けが食べれるくらい釣れる感じです。
茶色の軍団に交じってタカベが数匹、
アジに負けじと撒き餌に飛びついてきます。
その下に木っ端グレがちらほらと見える感じ。
この長島についている魚は、
撒き餌を磯際に撒かれるのが解っているからか、
撒き餌を遠投しても磯からは離れない。
ある意味、なんて魚にとって頭のいい奴らなんだ(笑)
ある意味、なんて釣り人にとっては都合のいい奴らなんだ(笑)
こういう状況は釣りの組み立てがしやすいですね。
餌取りによる刺餌が取られるギリギリの境界線を見極め、
本命が喰ってくるタナとパターンを見極めれば、
あとはグレの入れ喰い状態です。
マイクロ木っ端から足裏サイズのグレの入れ喰い状態から、
30センチくらいのグレを拾っていきます。
中軸の針に鉛を打つ釣りをすると、
刺し餌はアジに先に引っ張られてしまいます。
細軸針にノーガンでふわっと仕掛けをなじませながら
グレが喰うタナで誘いをスッと入れてマーカーで当たりを取る感じですね。
乃一さんは、
何故か帽子を忘れてタオルを頭に巻いてマント状態です。


(本来は首の日焼け止め用のタオルみたい)
桜さんは、
丸島の先のチョボの左右を狙っての釣りを展開していたみたいです。



原ちゃんは33センチの口太を釣って写真をパシャリ!

昨年よりフカセを本格的にやり始めて、
毎釣行でグレをかけれる様になってきたみたいですね。
11時過ぎあたりから、
丸島組の桜さんが座り込む様になり、
原ちゃんもちょっとしんどそうな感じです。
電話して「大丈夫?」と聞いてみるが、
そろそろヤバイという返事です。
まぁ、
この炎天下でカッパを着ながらエンジン全開で上物釣りをしてたら
若さや体力があっても辛いだろう。
休憩しながら釣りをしている長島組も暑さに負けそうなので、
15時までの予定だが13時で早上がりしようという事になりました。
この判断は正解だったみたい。
原ちゃんも軽い熱中症にかかっていたので、
重症化する手前で止めてよかったです。
この時期の上物釣りは、
身体の具合と相談しながらでないと、
止めるタイミングを間違えると大変なことになりかねますので、
皆さんも注意してくださいね。
港に帰って検寸すると、
原ちゃんの33.1センチが最大でした!
おめでとうございます!
私のグレはあと一歩及ばずでしたが、
原ちゃんの嬉しそうな顔を見ると、
サイズで負けた悔しさよりも、
釣ってもらった嬉しさの方が大きいかったです。
次の月例会は9月ですが、
事故なく楽しい催し物になればそれでいいなと改めて思いました。
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